ギックリ腰とは…

• 朝、起き上がろうとした瞬間
• 足元のゴミを拾おうとした瞬間
• 重い物を持ちあげた瞬間
• 咳やくしゃみをした時

などに突然腰が痛くなり動けなくなってしまう。

突然痛みが襲ってくるぎっくり腰、正式には急性腰痛と言い、欧米ではその激しい痛みから「魔女の一撃」とも呼ばれます。痛みの原因はさまざまで、腰の中の動く部分（関節）や軟骨（椎間板）に許容以上の力がかかってけがしたような状態（捻挫、椎間板損傷）、腰を支える筋肉やすじ（腱、靱帯）などの柔らかい組織（軟部組織）の損傷などが多いです。そのほか、身体の歪みによって左右の筋肉にかかる負荷が乱れ、痛みを引き起こすこともあります。
下半身に痛みやしびれといった症状が出現した場合などは椎間板ヘルニアなどの病気が隠れていることがありますので要注意です。

ギックリ腰は腰部が捻挫または挫傷している状態です。
受傷直後は、患部が炎症しているため基本的に安静が第一です。
患部が炎症しているうちは、安静にし、患部を保冷剤や氷嚢で冷やしましょう。

筋筋膜性腰痛とは…

筋肉や筋膜が原因となって起こる腰痛のことで、姿勢が悪いことにより筋肉に負担がかかったり、スポーツなどで急激な負荷がかかったりした時に筋肉が緊張し動きが悪くなることで痛みを感じます

筋膜とは、“筋肉を包み込んでいる膜”のことをいいます。筋膜は、筋繊維1本1本の中にまで入り込んでいますが、さらに、筋肉だけではなく内臓の膜とも繋がっています。これらの筋膜は全身に張り巡らされており、「第二の骨格」とも呼ばれるほど非常に重要な組織です。

筋筋膜性腰痛症は脊柱起立筋や胸腰筋膜に沿った痛みや圧痛、運動時痛を訴えます。腰椎椎間板ヘルニアや腰椎椎間関節症のように決まった動作での痛みよりも何をしても痛いというような曖昧な症状がみられます。

当院では、症状を改善させるため適切な施術をご案内させていただきます。
急性期症状が落ち着いたら、身体の歪みや筋・筋膜の緊張、癒着を改善するため、骨盤矯正やストレッチ、ラジオ波などを用いて根本治療を目的とした施術プランをご提案します。